犬のアトピー性皮膚炎の原因と改善|犬のアトピー克服のサポート

アトピー性皮膚炎
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犬の皮膚病対策のためだけない腸内細菌バランスの大切さ
犬の腸内細菌と免疫

犬の身の回り、例えば食品中や大気中などには非常に多くの細菌や有害物質が付着、浮遊しており、その中には病原性を持つ細菌や毒性を持つ物質が多数存在し ています。これらの病原菌などは食事や呼吸と一緒に、口や胃から腸内にまで侵入しますが、これによって犬は簡単に病気になることはありません。消化管中に は、その様な外来性の病原微生物などに対して防衛する様々な機構が備わっているからです。

仮に犬の体の組織に侵入しても、免疫機構がそれらを迎え撃ち、その病原性や毒性を弱め、ついには体にとって無害なものになってしまうからです。そしてその機構の一つに腸内細菌の働きも深く関わっていると言われます。

腸内細菌は外から侵入した病原菌などに対し、どのように作用して感染を防いでいるのでしょうか。犬の腸内には多くの細菌が住みついており、その腸内細菌叢 は一定のバランスを保っています。しかし外部から病原菌などが侵入すると、これらのバランスを保っていた腸内細菌の一部が、この攻撃に対して、防衛の手助 けをします。そしてそれに関わってくるのが、乳酸菌などに代表される体に有益な腸内細菌になります。

その感染防御のしくみは、大きく分けて3通りあると考えられています。
1 腸内細菌の直接的作用
2 乳酸や酢酸の殺菌作用
3 腸内細菌による腸管の免疫力の亢進


このように、有用菌である乳酸菌は犬の免疫に深く関わっているのです。ところがストレスが溜まっていたり、体の調子が悪かったりなどの状態にあるときは、 腸管のこのような機構が正常に動かず、腸管内で病原菌が増殖し腸炎を起こしたり、また病原菌の体内への侵入により全身感染を引き起こす可能性も高まると言 えましょう。特に老犬や子犬のように、免疫力の弱い立場にある犬は注意することが必要です。

 普段から腸内細菌叢をバランスよく整えておくことは、様々な感染症から身を守り、生体防御の手助けにもつながってくると言えましょう。

 
 


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