犬のアトピーの症状
犬がアトピー性皮膚炎を患うと、慢性的に強い痒みを伴うようになるため、患部を繰り返し、引っ掻いたり、噛んだりするようになります。
それによって皮膚に傷ができたり、皮膚が赤く腫れるなどの症状が見られるようになります。
患部には、目や口の周り、耳の内側、脇の下、下腹部、お尻、足の付け根、指の間などによく見られます。発症する可能性は1年中あるのですが、中でも5〜6月の高温多湿の時期になると症状が最も出やすくなります。
犬の腸は人間の5分の1の長さで短く、腸内環境を崩しやすい。その腸内環境の悪化により免疫の過剰反応がアトピーを引きこすので人間よりもアトピーになり易いとも言えるでしょう。また、犬はもともと人間以上に皮膚が薄いため、生まれつき皮膚の皮脂が少なかったり、乾燥しやすい皮膚を持つ犬は、皮膚からアレルゲンが体内に侵入しやすくなるため、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなります。 |