犬のアトピー性皮膚炎の原因と改善|犬のアトピー克服のサポート

アトピー性皮膚炎
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小腸は消化・吸収の主役(腸絨毛のはたらき) 
犬のアレルギーや犬のアトピーとの関係

私達人間も犬も食べて栄養を消化・吸収して生きています。そして食べたものを消化・吸収している器官が小腸であり健康の基礎となる大事な働きをしています。まず消化のしくみをご説明しましょう。

@私達が口に入れた食べ物は食道を通って胃の中で胃酸(pH1の強酸性)と混ざり合い流動的なかゆ状になります。
                       
Aその後、十二指腸に運ばれすい臓と肝臓から送られたすい液や胆汁、それに腸液などの作用によって、三大栄養素の糖質はブドウ糖や果糖などの単糖類に、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とグリセリンへと完全に消化され、簡単な分子にまで分解されて、小腸へ運ばれ小腸絨毛から吸収されます。このうち、ブドウ糖などの単糖類やアミノ酸は血管に入り、門脈を通って肝臓に運ばれます。
                       
B肝臓に運ばれた栄養素は、それぞれ必要に応じて体組織の栄養またはエネルギー源として消費されます。
                       
C脂肪酸やグリセリンは、リンパ管から静脈に入って肝臓に運ばれます。
                       
D胃腸内で消化・吸収されなかった食物繊維や残りカス、水分などは大腸に送られ、水分、ミネラルなどが吸収されます。吸収されなかったものは大腸の中で次第に硬くなり、食べてから10〜12時間後に直腸を通って、肛門から排泄されます。

消化された食べ物から効果的に栄養を吸収するためには、まず第一に栄養吸収を担う小腸内の微絨毛が受け取れるだけの分子レベルの大きさに、栄養成分を分解することが必要不可欠なのです。

その“分解”という作業に大きく関与しているのが腸内細菌なのです。腸内細菌(有用菌)が多く良い腸内環境が保たれれば正常な腸絨毛で腸内は覆われ消化・分解、吸収がスムーズに行われます。

一方、有用菌が少なく腸内環境が崩れている場合、腸絨毛は短く、隙間が広くなり消化・分解、吸収がスムーズに行われません。そして隙間が広くなっている為、食物など分子レベルの大きいまま腸壁から血中に入り、アレルギーを引き起こす原因となります。

アレルギーを起こさないからだにする為に、乳酸菌を毎日摂って正常な腸内環境、腸絨毛を保つようにしましょう!!

 
 


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